奄美空港に抗ウイルス加工実施 JALグループ
2021年05月25日
地域
日本航空(JAL)グループは24日、新型コロナウイルス感染症予防対策として奄美空港(奄美市笠利町)のチェックインカウンターなどに抗ウイルス・抗菌加工を実施した。同グループ職員が、ウイルスなどを不活性化する特殊なコーティング剤をカウンターや手すりなどに噴霧。空港での感染症対策を強化した。
同グループは昨年11月、全国55カ所の空港での抗ウイルス・抗菌加工に着手。2021年度末までに全空港での作業完了を目指す。奄美空港は喜界、種子島の両空港に次ぎ県内3カ所目の実施となる。
同グループによると、コーティング剤の効果は3~5年程度持続するという。24日は、車いすや自動チェックイン機、送迎バスなど乗客が利用する備品や機材などのコーティング作業も実施した。
日本航空の宍戸一樹奄美大島空港所長(51)は「乗客に安心して旅行をしてもらいたいと実施した。今後も、空港や機内などあらゆるシーンで、衛生的で清潔な環境づくりに努めたい」と話した。